小正月は、旧暦の1月15日で、その年の最初の満月の日です。正月を大正月（おおしょうがつ）と呼ぶのに対して、満月はめでたいものとして、この日を「小正月（こしょうがつ）」と呼び、一年の健康を願って美味しいものを食べたり、みずき飾りをしたりして五穀豊穣を願います。

遠野ふるさと村では、「みずき飾り」「お田植え」「烏呼ばり」「おしら遊び」等、豊作祈願行事を行います。
「みずき飾り」とは遠野に伝わる伝統行事で繭玉（まゆだま）やお餅で作ったお団子をミズキの枝に飾って、家の前に立てます。

「お田植え」は雪の上に青い松の葉を稲の苗に見立てて、田植えをまねて行うもので、農村の冬の風物詩と言っても良いでしょう。

「烏よばり」は小正月行事のひとつで小さくした餅を投げて烏を呼び寄せます。烏が寄ってくる環境は水や大地が恵まれた状況であり、その年の五穀豊穣をもたらしてくれると伝えられています。

「おしら遊び」は、おしらさま＝東北地方に伝わる家の神（様々なお知らせをしてくれる）として私たちの生活を支えてくれています。小正月時期にご神体のお色直しで新しい布を着せたりして1年の幸福を願います。

ぜひご家族そろってお越し下さい。

 

●日時
2026年1月12日（月）10:00~12:00

●料金
小正月行事参加料　お1人様　大人　500円　小学生～高校生　500円　幼児無料

(別途入村料が必要になります。大人550円　小学生～高校生330円）